派遣会社で責任者をしている太郎坂です。
この仕事をしていると、面接や面談の場に同席することが多いです。
面接では、面接官からいろいろな質問に答えつつ、自分をアピールするのが極意ですよね。
しかし、余計なことを言ってしまったがゆえに残念な結果になるケースがめちゃくちゃ多いです。
その中で特に「もったいない!!」と思うことを1つ伝えさせてほしいです。
それは、聞かれてもいないのに余計なことを話してしまうこと。
面接での残念なパターン3選
短所を話題にしてしまう
意外に思われるかもしれませんが、まるで自己紹介のように自分の短所を口にしてしまう人がめちゃくちゃ多いです。
面接で大事なのは、面接官にあなたと一緒に働くイメージを持ってもらうこと。
それなのに
「人見知りで…」
「人とコミュニケーションを取るのがニガテで…」
のようなことを聞いてしまうと、面接官としても自信をもって採用できないですよね。
限られた時間の中でネガティブなことをわざわざ伝える必要はありません。
わざわざ損をしてしまうような発言をするくらいなら、聞かれたことだけシンプルに答えるので充分です。
謙遜しすぎる
謙遜って美徳でもあるので難しいですが、私は面接では謙遜不要だと思います。
たとえば、実際に何年も接客業をやってるのに「人見知りで…」と面接で言ってしまう人も意外と多いです。
なんで言っちゃうのレベル…
謙遜していることが面接官に伝わればいいのかもしれませんが、残念ながら全ての人が空気を読めるわけではありません。
この人仕事サボってたのかな?
克服しようと努力しなかったのかな?
なんて思われてしまったら最悪ですよね。マイナスでしかないです。
嘘や詐称は絶対NGですが、面接なんて自分を売り込んでナンボです。
ちょっとくらい図々しくていいんですよ。
失敗談を話してしまう
こちらも多いんですが、聞かれてもいないのに前職の失敗談を話しはじめるパターン。
「過去にこういう原因でお客様を怒らせてしまって…」みたいな。
これ、要らないです。
単純に同じ失敗をうちの会社でも繰り返されたら困ると思われるだけです。
それを笑いに変えられる芸人さん並みのトークスキルがない限り、避けるのがベターな話題です。
短所の話題もそうですが、聞かれた場合だけシンプルに答えるので充分です。
その場合は克服したところまでをしっかり話をして、プラスのアピールに変えるのを忘れずに。
補足
勘違いしてほしくないので、念のため補足です。
今日のテーマとは矛盾して見えるかもしれませんが、伝えるべきことはしっかり伝えること。
たとえば、面接官からの質問に「特にありません」「別に…」みたいな素っ気ない回答ばかりしていると、志望度が低いと思われてしまうだけですからね。
こういったバランスって非常に難しいものではありますが、だからこそ、意識している人とそうでない人では明確に印象に差が付きます。
まとめ
仕事でもプライベートでも、緊張してしまうと余計に空回りしてしまうものです。
余計なことを喋ってしまったせいで、話が迷子になって纏まらず、余計に焦る…まさに地獄ループです。
あとになって「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「言わなきゃよかった」なんて後悔することはあるあるですよね。
だからこそ、面接では注意すること。
お読みいただきありがとうございました。
あなたの面接がうまくいきますように。