3万円昇給するのにどれくらい年月がかかるのか

定期昇給 転職

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「もし毎月の給与が3万円アップしたら…」

なんでも値上げ値上げの昨今、そんな夢を見るサラリーマンも多いのではないでしょうか。

今日は「果たしてその夢は現実になり得るのか?」をうちの会社の例なども取り上げつつ、記事にしてみたいと思います。

3万円昇給するのにどれくらい年月がかかるのか?

うちの会社の若手の場合

弊社の昇給規定によると、「1回の最大昇給額が3,000円」とあります。※管理職は除く

上期・下期と年2回の評価において、最大の評価を得た場合で年6,000円の昇給になります。

つまり、3万円昇給するのに5年かかる計算です。

ただし、これは一番優秀な人の場合の最短プランの話です。

評価には、自分の頑張りももちろんですが、結局は異動ガチャや上司ガチャ、また会社の業績や景気の要素も無関係ではありません。

場合によっては5〜10年近くかかる人もいるでしょうね。

昇給のチャンスがあるだけありがたく思うべきなのかもしれませんが、月3万円の昇給なら5〜10年かけて弊社で頑張るより転職や副業でバイトしたほうが到達は簡単です。

弊社はそれに気づいた若手から辞めていくという悪循環にずっと陥っているんですよね。

お金は関係なく、5年10年先もずっと勤めつづけたいと思える魅力がある会社なら、話は変わってくるかもしれませんが…。

手取りを考える

またサラリーマンであれば、基本給から当然のように税金や社会保険料が引かれます。

税金や社会保険料はどんどん負担が大きくなっているので、手取りで月3万円昇給しようと思えば、さらに時間がかかることが容易に想像できます。

時間がかかるということは、その間に起きうるリスクも抱える必要があるということです。

つまり、会社の評価制度や昇給規定が改悪されたり、リーマンショックやコロナショックで業績の悪化があれば、さらに年単位で時間がかかる可能性さえあります。

そのあたりは、自分が今いる会社の将来性をしっかり考えたほうが良さそう…。

とはいえ、そんなに気負う必要はなく、月3万円ほどなら同業他社への転職で充分狙えます

毎月3万円あればできること

自由に使えるお金が毎月3万円増えれば、冗談ではなく生活が変わります。

お父さんのお小遣いといえば「3万円」なんて時代もありました。(今はインフレ下の不況なのでどうなんでしょう…)

  • 思い切って語学を習い始める
  • 健康のためにジムを契約する
  • 新NISAで投資のタネ銭にする

3万円あれば毎月ちょっとした旅行にだって行けますし、確実に日常に潤いが出ますよね。

そのまま貯金した場合は年36万円、10年で360万円なので、10年ごとにちょっと良い車が買えてしまうインパクト。

お子さんがいるなら、塾や部活のための費用に充てられるし、将来の学費として先取り貯金が出来れば家計として優秀すぎるレベル。

人生を一撃解決する額ではないけれど、たかが3万円されど3万円です。

プラス3万円はいかにつくるか?

出世して役職手当を狙うパターン

定期昇給はあくまでベースの基本給なので、出世によって役職手当の上乗せを狙うのも一案です。

自分の頑張り次第で出世できるなら頑張ったほうがいいですが、ほとんどの日本企業は年功序列なので、出世には昇給以上に時間がかかる可能性大です。

先輩の、そのまた先輩も、そのさらに上の先輩も、役職を狙っているかもしれませんね。

これまた自分の努力や実力以上に、自分ではコントロールできない部分での要素が大きく影響しそうです。

バイトや副業で稼ぐパターン

ただ、管理人としては、あくまで本業を頑張って収入を上げるのをおすすめします。

確かに、働いた時間の分だけお金がもらえるアルバイトは再現性こそ高いですが、ダブルワークを長く続けるには体力的にキツイです。

かといってゼロから自分のビジネスを始める副業は、結果が出るまでに時間がかかり過ぎたり収入が不安定になりがち。

やはり毎月安定的に収入があってこそ心身にゆとりが生まれます。

5年も10年もダブルワークを続けるのは体力的にも心配ですし、20〜30代ならやはり転職するのが手っ取り早そう。

どうせ期間を決めて頑張るなら、ダブルワークよりも転職活動のほうがコスパはいいのかも。

まとめ

いろいろと夢のないことを書いてしまいましたが、あなたの「あと3万円欲しい」という夢を叶えるのは、ほかでもなくあなた自身です。

たぶん、この3万円のために頑張れた人って、30万円、300万円のためにも頑張れる人だと思います。

ですが、3万円の時点で「私には無理かも…」ってあきらめてしまうと、次のステップには絶対届かないんですよね。

たかが3万円、されど3万円。

夢のない世の中で、いかにして夢を叶えるか。

こんな時代だからこそ、一度しっかり考えてみてもいいかもしれません。

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